書籍の紹介『改訂新版 インターネット講座』について
インターネット上で使えるさまざまなサービス(機能)は 新しいコミュニケーション手段であり、情報伝達手段です。しかし、 使ったことがあるという体験を並べただけでは、手段を有効に活用できません。 自分の勉強、研究、仕事の場面で、 コミュニケーションや情報交換に有効利用するには、技術、作法についての 「教育」が必要です。
本書は、著者らが実践してきたネットワークリテラシーを学ぶカリキュラムにそった テキストです。ワークシート、演習問題を豊富に使い、批判的に評価させる、 思考させることを主眼においています。 学校でインターネット関係の教育を受けていない社会人が独学用に使うことも 考慮しています。
書籍『改訂新版 インターネット講座』の内容
- はじめに
- 序章 ネットワークリテラシー(本書の内容)
- 活用編
- 1章 インターネットでできること
- 2章 電子メールのコミュニケーション
- 3章 Webページでの情報収集
- 4章 Webページの批判的閲覧
- 制作編
- 5章 Webページの企画・デザイン
- 6章 Webページの制作
- 7章 Webページのテスト、評価と運用
- 技術編
- 8章 インターネットのしくみ
- 9章 電子メールのしくみ
- 10章 World Wide Webのしくみ
- 応用編
- 11章 JavaScriptを利用したWebページの制作
- 12章 CGIを利用したWebページの制作
- index
- JavaScriptの基本文法
- コラム
- ネットを使いこむ時期は遅いほうがネットをより活用できる大人になれる?!
- インターネットの生みの親は誰?
- 商業的なやりとりが禁止されていたインターネット世界で育った
「ネットワーク・コミュニティ」が生み出したもの - 情報受動の時代の到来―情報検索,共有,自動配信
- Web ブラウザの誕生と発展
- Web コンテンツ,デザインの変遷―レスポンシブデザインの登場
- Web ページ作成ツールの利用の変移。HTML 直書きによるWeb ページ作成
- コンテンツマネジメントシステムによるサイト構築
- インターネットの通信の取り決めはRFC という文書で公開
- スタンフォード大学から生まれたもの ―HP 社,SUN,Yahoo,Google それから…
- 「システムに侵入して悪いことをする人」はハッカーではなくクラッカー
- JavaScript ライブラリを活用したWeb サイト制作―jQuery
- 著者紹介