2004年7月号掲載 よしだともこのルート訪問記第93回 コードという世界共通語で、海外の精鋭と腕を競いませんか?
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鴨 浩靖(かも ひろやす)さん 奈良女子大学 理学部 情報科学科 助手 1998年からACM国際大学対抗 プログラミングコンテスト 審判 |
Jacques Garrigue/雅利賀 惹玖(ガリグ ジャック)さん 京都大学 数理解析研究所 助手 2001年からACM国際大学対抗 プログラミングコンテスト 審判 |
ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM/ICPC)とは ICPCは、International Collegiate Programming Contestの略称。ACM国際大学対抗プログラミングコンテストは、大学生を対象とした世界的規模のプログラミングコンテスト。1977年に米国アトランタでの開催以来、2004年で29回目を迎える。日本でのアジア地区予選は、1998年以降毎年実施され、2004年は11月21日に愛媛大学で開催。上位入賞チームが世界大会に出場できる。 http://www.acm-japan.org/icpc-j.html |
1 25 2003 211 20007 0 |
1 3 48 7 738 |
# sync # sync # sync (電源をプッチンと切る) |
$ cat ayaya.c int ayaya = 0xdeadbeef; $ cc -c ayaya.c $ od -X ayaya.o 0000000 7f454c46 01020100 00000000 00000000 0000020 00010002 00000001 00000000 00000000 0000040 0000012c 00000000 00340000 00000028 0000060 00070001 002e7368 73747274 6162002e 0000100 74657874 002e6461 7461002e 73796d74 0000120 6162002e 73747274 6162002e 636f6d6d 0000140 656e7400 deadbeef 00000000 00000000 0000160 00000000 00000000 00000001 00000000 0000200 00000000 0400fff1 00000000 00000000 ... 0001040 00000001 00000000 00000000 000000e6 0001060 00000043 00000000 00000000 00000001 0001100 00000000 0001104 |
私のUNIX #19 〜Jacques Garrigue/雅利賀 惹玖さんのUNIX〜●OS環境:FreeBSD(ルーター、ラップトップ、ワークステーション)、Solaris(SAPRCとx86)、Mac OS X(家族用)好みはFreeBSDですが、最近はMac OS Xの手軽さも気に入っています。パソコン歴は高校生のころのPCから始まりましたが、そのときのOSはDOSで、Windowsは1.0と2.0以外にまともに使ったことがありません。大学に入ってからSun OSを使い始め、その後はさまざまな環境を渡り歩きました。Mach、Data General DG-UX、OSF/1、IRIXなど変ったものがありましたが、最近はSolarisとFreeBSDの2本立てに落ち着きました。本当は家のPCを含めてFreeBSDに環境を統一できるといいのですが、ハードウェアやソフトウェアの多様化がそれを難しくしています。●ウィンドウマネージャ:こだわっていて、いろいろ試しました。どうもtwm系では満足できず、AfterStepやFvwm95あたりで初めて機能と見栄えのバランスを重視したものに巡り会えました。しかし、設定が難しかったので、探究を続け、一時期wm2(設定はコンパイル時にしか決められない、すばらしく単純なもの)に一本化していました。いまでも、新しいアカウントをもらうと、それを真っ先にインストールしたりします。しかし、時代はKDEやGNOMEを到来させ、KDEをしばらく使った後、GTK+でのプログラミングが多いせいで(できの悪い)GNOMEに移りました。GNOMEの初期のウィンドウマネージャはEnlightenmentでしたが、機能面ではやや弱いものの、この上ない見栄えを楽しませてくれました。最終的には、Enlightenmentと決別したGNOMEに愛想を尽かし、同じGTK+ベースのXfce4に落着きました。●シェル:tcshcsh、lcsh、tcshの順番で進んできました。shと構文が違い、スクリプトを書くときは不便ですが、コマンドライン利用では慣れてしまったので、変えられません。●シェルの設定:次のように設定しています。
コマンドラインのシェルに求めているのはファイル名補完とコマンド履歴だけで、それ以上の設定の必要性を感じません。 ●エディタ:GNU Emacs 21Emacsは、エディタの同義語といって差し支えないでしょう。主にGNU Emacs 21を使っていますが、Ctrlキーはあまり使わず、マウスやカーソルキーを使っています。ファンクションキーも自分の好みに割り当てを決めていますので、他人のEmacsを使うと不便に感じます。Emacsを多用しているのに、なぜかsuするときはviになってしまいます。rootが「~」を残すのが恥ずかしくて。 ●日本語入力:日本人でないせいか、SKKでないと苦労します。SKK入力の「呼吸」がいちばん捕みやすい。●そのほかのこだわり:ミーハーな割には主にコマンドラインを使う。玄人好みなのに、GUIの使いやすさと美しさにこだわっている。一見、時間の無駄に思えるが、GUIへのこだわりは毎日使っている環境を楽しくする必要性からきている。快適かつ知的、なんてね。 |
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