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第36回 もしも自分がルート訪問されたなら……



1998年1月号 UNIX USER誌掲載「ルート訪問記」の過去記事

第36回 もしも自分がルート訪問されたなら……

本連載「ルート訪問記」がスタートして、約3年 [注1] 。この間、
「ルート訪問されても困らないようなルートを目指しています」と
いわれたことや、逆に「私をルート訪問しても、話せるネタはあり
ませんよ [注2]」といわれたことが何度かあります。読者の皆さ
んは、自分がルート訪問されたらいったいどんな話をして、どんな
記事ができあがるのか考えたことがありますか? 

今回は、「もし自分がルート訪問されたら……」というバーチャル・
ルート訪問を行い、よしださん(?)にルート度診断テストについ
てや文字化けを体験したころのお話を伺いました。


*ネットワーク設定作業が苦手

聞き手(以下Y):こんにちは。まずは、よしださんの自宅のマシ
ン構成から紹介してください。

よしだともこ(以下よ):(ドキッ!)実は、自慢できるようなネッ
トワークを構築しているわけではないので、あまり紹介したくない
のですが……それは許されませんよね [注3](いつも人に聞いて
いる手前:-)。

 自宅では、基本的にMule上で原稿を書いて電子メールで送信でき
ればよいので、それ以上の欲はあまりないんです。少し前まではノー
トPCで原稿を書いていましたが、いまはタワー型のLinuxマシンを
メインに使っています。

Y:「よしだともこ」はバリバリのルートなのか、それとも単なる
「取材記者」なのかというところが、読者の最も知りたいところだ
と思いますが。

よ:うっ。痛いところを突いてきますね。バリバリのルートだとい
えるとよいのですが、1996年12月号の本連載「ルートへの道」でも
書きましたが、一流のルートへの道は長く険しいですね。

 ただ、毎月の取材で、ずいぶんと勉強させていただいているのは
事実です。とくに、技術用語の解説は 注釈として文章にするため、
訪問先のルートさんに詳しく説明していただけるという幸運に恵ま
れています。説明していただいた内容を文章にした時点でルートさ
んにメールで送り、技術チェックを受けるわけですから、「マン・
ツー・マンのスクーリング付き通信教育」を受けているようなもの
です。これで、詳しくならなければ罰が当たります。

 しかし、実践の時間やチャンスが限られているという事情もあっ
て、頭では分かっていることでも、それほどスムーズに作業できる
わけではありません。自分では「やればできる」と思っていたこと
が、「実はそうでもなかった」という出来事があったんです。

 それは、’96年夏に稚内北星学園短期大学の「サマー・スクール 
in 稚内(UNIXネットワーク管理コース)」に参加したときのこと
でした(同コースの内容は、’96年11月号の本連載を参照)。同コー
スでは丸5日間、講義と実習が交互に行われました。講義の直後に
実習の時間があるので、設定がスムーズにできるかどうかは一目瞭
然だったのです。

 実習では、4〜5人でグループを組み、1人1台のUNIX WS
(Solaris 2.5)をネットワークで接続し、1つのサブドメインを
構築していきました。グループにはマスター・サーバー設定担当者
(以下マスター)1名、スレーブ・サーバー [注4] 設定担当者
(以下スレーブ)1名がおり、残りの2〜3名がクライアント・マ
シンの設定を担当するわけです。

 私が受講したときのグループ分けの主な基準は「UNIX歴(とシス
テム管理歴)」であったため、UNIX歴の長い私はマスターに任命さ
れてしまいました。サーバー構築には非常に手間取ってしまったの
ですが、私以外にも同じような理由でマスターに任命され、苦労し
ている方がいらっしゃいました。そのとき、はっきり分かったんで
すよ。自分が、「UNIXネットワーク構築が苦手だった」ということ
を:-)。

 セミナー終了後、同じように苦労していた方と「マスター/スレー
ブの適任者は、UNIX歴の長い人ではなく、実際に設定を行ったこと
がある経験者よねー」と盛り上がりました。その勢いで、より最適
なマスター、スレーブを見つけ出すためのアンケート案を考え [注5]、
「来年、もしよかったら使ってください」と稚内北星学園短期大学
の金山先生に渡して帰ってきたんですよ。

 そして、あれから1年。アンケート案のことをすっかり忘れてい
たところに、金山先生からメールが届きました。


  『今年のネットワーク管理コースのアンケートでは、よしださんた
  ちの提案がすごく役に立ち、マスター、スレーブの人選が非常にう
  まくいったと思っています(感謝、感謝)。

   アンケートは、よしださんたちの案にいくつか手を入れて、採点
  をしやすくしました。マスターとスレーブの人数は16名ずつだった
  ので、機械的に上位から順に並べて、切れ目のところで少し経歴を
  検討しました。厳密には、点数はそれほど意味をなさないかもしれ
  ませんが、大体のマスターとスレーブの方は任務をこなされていた
  ので、ある程度の目安にはなったようです』


*あなたの「ルート度」は何点?

Y:具体的には、どんなアンケートなのでしょう。

よ:アンケートと’97年の受講者の集計結果を、稚内北星学園短期
大学の安藤友晴さんと金山先生のご協力で公開させていただくこと
にしました(コラム参照)。

 マスターの方の平均は23.3点ということで、この程度の点数があ
れば「UNIXネットワーク管理コース」の実習でドメインを構築する
ときに困らないようです。とくに、質問5〜8の点数が高いと、よ
りスムーズだと思います。

 補足ですが、「UNIXネットワーク管理コース」ではマスターが中
心となって、

 ・NISサーバーの導入
 ・NFSとautomountの導入
 ・ネーム・サーバーの導入
 ・メール・サーバーの導入
 ・ニュース・サーバーの導入
 ・WWWサーバーの導入

などの実習を次から次へとこなしていかなければならない、まさに
究極の「ルート養成講座」 [注6] なのです。


*UNIX生活が急変!

Y:話は変りますが、Wnnのことや日本語の文字コードに関する雑
誌記事、書籍を多く書いているのはなぜですか。

よ:Wnnについては、会社員時代からWnnのドキュメンテーションに
かかわっていた関係で、Wnn開発関係者の知り合いが多かったため
です。Wnnコンソーシアム [注7] のお手伝いをしていた時期もあ
りました。

 文字コードの方は、10年ほど前のことになりますが、文字化けメー
ルを書いてしまったことが原点になっていると思います。いまでこ
そ、Webブラウザを使っていると日常茶飯事に見かける文字化けで
すが、当時はUNIXで日本語が扱えるようになった直後でしたから、
私には「なんだ、これは?!」という出来事だったのです。

 大変古い話になりますが、私が初めてUNIXを使ったのは14年ほど
前なので、日本語は扱えなかったのです。米国生まれのUNIXは「1
文字は1バイト」と決まっていて、1文字にマルチバイトを必要と
する日本語のような言語を想定して設計されていませんでした。WS
には、決まった文字、それもアルファベットと数字だけしか表示で
きないキャラクタ端末 [注8] がつながっていました。

 当時、UNIXを計算機としてバリバリ使う以外の趣味的な楽しみと
しては、便利なシェル・スクリプトやツールを作って仲間を喜ばせ
る程度のものでしたが、私はこれらに楽しみを見いだせずにいたの
です。しかし、Mailbox [注9] という名前の「社内UNIXユーザー
向けミニコミ誌」の編集長(編集員も1人だけだったんですけど……)
をしていた関係で、他人が作成したシェル・スクリプトやツールを
一覧表にして、「こんな便利なものがありますよ。利用しましょう」
という広報活動を細々と行っていました。

 ’85年にUNIXの開発元であるAT&Tが、アジア・ヨーロッパ諸言語
のための拡張として「UNIXの地域化」の方針を打ち出したあたりか
ら、状況が少しずつ変わり始めました。「UNIXの地域化」のために、
1文字をマルチバイトで表現する枠組みが整備されたのです。それ
に伴い、日本語対応のUNIXも少しずつ実用化されていきました。

 当初は、日本語対応キャラクタ端末が利用される場合も多く、ま
た単文節変換程度の日本語入力機能しかありませんでした。しかし、’
87年ごろを境にビットマップ・ディスプレイ上でのウィンドウ・シ
ステムが利用されるようになり、日本語の文章一括入力が主流となっ
ていきます。ビットマップ・ディスプレイを使えば、日本語のフォ
ントを利用して [注12] 画面上に日本語が表示できますからね。

Y:’87年というのは、Wnn2/Wnn3が誕生した年ですね。

よ:さらにこの年、私が所属していた事業所では大々的にイーサネッ
トLANが構築され、別の事業所とも接続 [注13] されたため、社内
の方々と日本語で電子メールの交換ができるようになりました。私
の日常が急変した [注14] のは、そのころでした。

 Mailboxの読者も、ほぼ同時に電子メールが使えるようになり、
共通の電子掲示板も存在したので、「ミニコミ誌の内容充実に」、
「読者との交流に」、「記事を提出してもらう手段に」と、電子メー
ルは大活躍し始めました。


*そしてついに「文字化け」を経験

Y:「文字化け」を経験したのはいつですか。

よ:’88年のことでした。そのころから、私のような一般社員も社
外の方と電子メール交換ができるようになったのです。ネットワー
ク構築の仕事をしていた方々は、当然、もっと前からできたと思い
ますが……。

 結局、半年もしない間に社内向けメールも社外向けメールも意識
しないで送れるようになったのですが、その前に「社外にメールを
出したい人は、このマシンにリモート・ログインしてからmailコマ
ンドを実行すること」という時期がありました。

 私は、意気揚々と自分のマシン上で作成した日本語の文章を、社
外にメールが出せるマシンにファイル転送してから送信したのです
が、相手から「文字化けしています。日本語の文字コードを正しく
して送り直してください」という返事が戻ってきてしまいました。
どんな返事が届くかワクワクしていたときだけに、ショックも大き
かったです。

 ここで、2つの疑問が浮かびました。

 疑問(1)社内メールは文字化けしないのに、
	社外メールは文字化けする理由
 疑問(2)社外に送るための「正しい日本語の
	文字コード」とは?

 この2つの疑問の答えは、すぐに分かりました。というか、私が
知らなかっただけで、社外メールを扱う人にとっては常識だったの
です。

 疑問(1)の答えは「社内のUNIX WSは日本語の文字コードとして
EUC(Extended UNIX Code)が使われていたので、社内メールはそ
のままでよいが、社外メールはダメ」で、疑問Aの答えは「社外メー
ルには、JISコード(JUNETコード、ISO-2022-JP [注15] とも呼ば
れる)を使えばよい」ということでした。

 結局、「ファイル転送した先で、nkf(Network Kanji code
conversion Filter)コマンドを実行して、EUCからJISコードに変
換したあとでメール・コマンドを実行すればよい」といわれ、

% nkf letter > letter.j
% mail メール・アドレス < letter.j

あるいは、
% nkf letter | mail メール・アドレス

と実行するようになりました。このあたりの設定は、その直後にシ
ステム側で処理されるようになったのですが……

Y:「文字化け」のからくりが知りたくなったわけですね。

よ:はい。それで、「雑誌記事にしたいから、教えてください」と
いって詳しい方を訪ねたり [注16]、「本を出しましょう!」といっ
て詳しい方に直接書いてもらったりしたというわけでした。

 こうして考えてみると、ここ数年、「私が知りたいことは、読者
も知りたがっているに違いない」、「自分が楽しんでいれば、読者
の方にもそれが伝わるだろう」と信じて活動してきたような気がし
ます。自分が教えてもらって理解したことは、ドキュメント化して
他人からも読めるようにすることが、ルート訪問記の連載も含めた、
私のこれまでの全活動といえるかもしれませんね。


Y:なるほど。今日はどうもありがとうございました。

 なお、次回からは通常のルート訪問記となりますので、引き続き
よろしくお願いします。



[注1]  約3年

「石の上にも3年」ということわざがある。これは、「(石のよう
に冷たいものの上でも3年もいれば温まるとの意から)辛抱強く待
てばそのうちよいこともあるというたとえ」である。本連載の場合
は、どうだろうか。


[注2]  話せるネタはありませんよ

これには、2通りの意味がある。1つは、雑誌記事に書くほどのネ
タを持ってないという謙遜の意味。もう1つが、「雑誌に公開でき
るネタはないですよ」という意味。とくに企業のネットワーク管理
者の場合、雑誌では公開できないことが多いうえに、公開する場合
には、上司だけではなく広報部門の認可まで必要となるケースがあ
る。


[注3]  許されませんよね

実は、もっと「まとも」なシステムになってから紹介したかったの
だが……。将来的には、本誌'97年4月号の「SOHO事始め」を参考
にしたシステム構築を予定しているが、なかなか進んでいない。理
由の1つに、「システムを変にいじって、原稿書きに支障が出るの
が怖い」ことがある。最近やっと、「原稿を書く際に使用している
マシンはそのままにして、別のものをサーバーにして新しいシステ
ムを構築すればよい」ことが分かり、「環境実験用マシン」を調達
したところ。


[注4]  スレーブ・サーバー

ネットワーク情報のデータベース機能であるNIS(Network
Information Services)を使うことで、パスワードやホスト名など
を個々のマシンで管理する必要がなくなる。その際の負荷分散のた
めに、マスター・サーバーとスレーブ・サーバーという2つのサー
バーが、同じマップ情報を保持する。こうすることで、マスター・
サーバーのみに負荷が集中して、この1台がダウンするだけでシス
テム全体が麻痺するという問題に対処できる。


[注5]  アンケート案を考え

「UNIX歴が長いのに、マスターを担当できる力がなかった」という
のは、恥ずかしいことである。しかし、それがきっかけでアンケー
ト案を作成し、まずまず使えたと感謝されるなんて、光栄なことだ
と思いません?


[注6]  究極の「ルート養成講座」

サマー・スクールのために、先生方は60台以上のUNIX WSのネット
ワーク設定を変更して用意してくれる。実習では、この環境を使っ
てサブドメイン作りや各種サーバーの導入を体験。サマー・スクー
ル終了後、先生方はすべて元の設定に戻す作業を行う。'97年夏は、
実習中にNISの設定に失敗して起動できなくなるマシンが多発し、
金山先生は「CD-ROMブート→設定の修正」という作業を繰り返され
たようだ。


[注7]  Wnnコンソーシアム

Wnnの普及や、システムの技術サポートを行うことを目的として、'90
年10月に発足した団体。Wnnの配布とメンテナンス、新しい技術の
研究、情報交換などの活動を行い、Wnnの発展に貢献している。


[注8]  キャラクタ端末

当時は、アンリツのキャラクタ端末がポピュラーだった。


[注9]  Mailbox

オムロンの京都研究所で発行された社内UNIXユーザー向けミニコミ
誌で、'86〜'91年の5年間に26冊発行された。30ページ程度の薄い
ものだったが、技術ネタあり、エッセイあり、漫画あり(描いてお
られたのは、大山正弥さん)と、非常にバラエティに富んだ内容で、
(自画自賛だが)魅力的なミニコミ誌だった。

最近、同誌に掲載されていたエッセイを、著者の増田清さんが
「シリコンバレーだより復刻版」としてWeb上で公開した
( http://www.masuda.org/silicon/silicon.html )。


[注10]  netstat、pingなどのコマンド

netstatはネットワークの状態(status)を調べるコマンド。
「netstat -r」を実行すれば、ルーティング・テーブルが表示され
る。また、pingはトラフィックや相手の応答を調べるコマンド。
「ping -s ホスト名」を実行して、[CTRL-C]で止めると結果が表
示される。なお、ルーティングを調べるコマンドとしては
tracerouteがある。


[注11]  sendmail.cf

メールを配送するsendmailの設定ファイル。


[注12]  日本語のフォントを利用して

いまでこそ「日本語のフォントを利用して」と、さらりといえるが、
ウィンドウ・システムが出始めたころは、UNIX上でフリーで使える
漢字フォントは存在しなかった。その時代に、フリーの漢字フォン
トを作成したのが橘浩志さんである。橘さんは、6000字以上からな
る14ドットの漢字フォントを、1年がかりで作り上げた。現在でも、
k14.pcf.Zという名前で広く利用されている。


[注13]  別の事業所とも接続

これは、現在イントラネットと呼ばれるものと同じである。telnet
コマンドによって、他事業所の会議室予約などもできた。


[注14]  私の日常が急変した

最も顕著だったのは、電子メールを使うようになってから、会社に
いる時間が非常に長くなってしまったことである。


[注15]  ISO-2022-JP

RFC 1468で規定された文字コードであり、文字集合としてはJIS X
0201のローマ文字、JIS C 6226-1978、JIS X 0208-1983、ASCII文
字の4種類を使用する。各文字集合は、エスケープ・シーケンスに
よって切り替えられる。別名「JUNETコード」、「JISコード」とも
呼ばれ、電子メールやネット・ニュースで使われる文字コードとし
て定着している。なお、ISO-2022-JPはISO 2022を参考にして規定
されているが、ISO 2022そのものではなく、そのサブセットである。


[注16]  詳しい方を訪ねたり

この典型が、「ルート訪問記」である。


[注17]  JIS規格票

東京の(財)日本規格協会(TEL:03-3583-8003)の1階ライブラ
リでは、各種JIS規格票や海外の規格が閲覧できるようだ。住所は、
東京都港区赤坂4-1-24。



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コラム 

あなたのルート度は?

 皆さんのルート度をテストするために、稚内北星短期大学の'97
年サマー・スクール「UNIXネットワーク管理コース」のアンケート
を紹介しましょう。

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1997年稚内北星学園短期大学サマースクール
            「UNIXネットワーク管理コース」アンケート

                    30点満点 (a…3点  b…2点  c…1点  d…0点)
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質問1:スタンドアロンでのUNIXのシステム管理作業について

  a.何度もやっている
  b.少しした事がある。
  c.ちょっと触った事がある
  d.まったく知らない

質問2:UNIX の知識について(コマンド、エディタ、パイプが使いこなせるか)

  a.良く使っている
  b.まあまあ使える
  c.少しだけ使ったことがある
  d.まったく知らない

質問3:フリーソフトをコンパイル(make)したことがあるか

  a.何時もやっている
  b.何回かやってみた事がある
  c.こうするらしいという事は知っているが、やった事はない
  d.まったく知らない

質問4:netstat、ping などのコマンドについて

  a.良く使っている
  b.片方しか知らない、又はたまにしか使わない
  c.どんなコマンドかは知っているが、使ったことない(片方だけに該当しても○)
  d.まったく知らない

質問5:NIS サーバーの設定経験について

  a.何度もやった事がある
  b.以前に少しやった事がある
  c.何かは分かるが、やった事はない
  d.まったく知らない

質問6:mount コマンドの設定経験について

  a.良く使う
  b.設定したことはある
  c.何かは分かるが、やった事はない
  d.まったく知らない

質問7:DNS サーバーの設定経験について

  a.やった事がある
  b.少しやってみた事があるが...
  c.DNSは聞いたことがある
  d.まったく知らない

質問8:sendmail.cf の作成経験について

  a.作った事がある
  b.何かは知っている
  c.聞いたことがあるが...
  d.まったく知らない

質問9:UNIX のシステム管理歴について

  a.1年以上
  b.半年以上1年未満
  c.半年未満
  d.なし

質問10:UNIX のユーザー歴について

  a.2年以上
  b.半年以上2年未満
  c.半年未満
  d.なし


最後に、今回の講習で一番修得したいと思っている内容を簡単に書いてください。

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  実際、サマー・スクールでの集計結果は、次のとおりでした(30点満点)。

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回答数            59 名

最高点            28 点
平均点          12.7 点
マスターサーバ  23.3 点 (マスターサーバを担当された方の平均点)
スレーブサーバ  16.3 点 (スレーブサーバを担当された方の平均点)
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稚内北星学園短期大学のサマー・ス
クールについては、 http://www.wakhok.ac.jp/summer97/ 参照。

[情報提供:稚内北星学園短期大学の安藤友晴さん、金山典世先生]

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(UNIX USER誌連載「よしだともこのルート訪問記」より)
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