制作したページをテスト、再検討する過程です。教室内で課題として制作し、講師やクラスメイトに見せるだけなら、他のコンピュータ環境でのテストは不要かもしれませんが、Webサーバ上において公開する場合は、別の環境でどのように見えるか、ロード時間はどうかに十分に配慮します。また、公開する際には、著作権や広く公開して問題ないかなど、内容に気をつけてください。
クラスメイトや友人に、実際の読者になってもらい、制作したページ評価を聞く機会をもってください。インターフェースデザインチェックリストや、Webページ評価チェックリストを使って、他の人チェックしてもらうと、読者が自分のページをどう見るかが具体的にわかるでしょう。きれいなイメージやアニメーション、マウスに反応する機能などをもつWebページは、目を引きやすく、つい「いいページ」だと思いがちです。しかし、それらがWebページの必要条件でも、「いいページ」にする要件でもありません。チェックリストなどを使わずに評価すると、そのような「目を引く」要素を高く評価する傾向があります。情報提示手段としてのページを包括的に、冷静に判断してもらうためにも、チェックリストを使うことは役に立ちます。