[freewnn:00113] Re: building FreeWnn-1.1.1-a004 on AIX 4.1.5

[Tatsuo Furukawa <frkwtto@XXXX>]

新島さんこんにちは。古川竜雄です。

新島さん> AIX 4.xでbuildする際に必要な変更をpatchにまとめました。

ありがとうございます。早速マージしようと思います。(^^)

新島さん> 各OS対応はほとんどcompiler optionとcppの決定だけのようですが、
新島さん> cppについてはcppがなければcc -Eを試すという機能がAC_PROG_CPP
新島さん> にあると思うので、未対応のOSについてはccとcc -Eで試してみる
新島さん> ということでも良いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

そうですね。configure の最大の利点は「知らないOSでも動くようにできる
(ことがある)」なので、現在の「知らないOSだからビルドをやめる」というの
は良くないですね。直しておきます。


新島さん> AIXのcppは、以下のような形式で行番号情報を出力するので、
新島さん> egrepのpatternに/^#line /を加える必要があります。また、この
新島さん> 部分に関連する話題として、AIXのcppはLANG環境変数による言語環
新島さん> 境に敏感なので、make all前にLANG=Cとしておく必要があります。

なるほど。「cpp は C言語のプリプロセッサ以外の用途に使ってはならない」
というようなことが GNU Coding Standard に書かれていますが、こういう弊
害があったのですね。GNU Coding Standard ではかわりに m4 を使うように勧
めていますね。ちょっと挑戦してみようかな。


新島さん> これはどの環境でも起きる問題だと思いますが、all::など、いく
新島さん> つかのruleにfor i in $(SUBDIRS)という表記があり、SUBDIRSが未
新島さん> 定義の場合にエラーになってしまいます。一旦shell変数のSUBDIRS
新島さん> に代入して、for i in $$SUBDIRSとすることで、回避できます。

うげげ。そんなバグがありましたか! 一応私の環境(Linux/Slackware のたし
か 3.1)では通ったので安心していたのですが、GNU Make だから通ったのかも
しれません。あぶないあぶない。

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古川竜雄 (frkwtto@osk3.3web.ne.jp) / FreeWnn Project