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[freewnn:00041] directory location




古川竜雄です。

永江さん> そこまで考えていらっしゃるのであれば、辞書のインストール先も
永江さん> 決めてしまった方がいいと思います。後から変わるとまた面倒なこ
永江さん> とになりそうなので。

そうですね。確かに中途半端なままリリースするとあとで痛い目を見ることに
なりそうです。

永江さん> autoconf の範囲では --libdir すなわち $(PREFIX)/lib に入るの
永江さん> が適当ではないかと思えたのですが(私のパッチもそうしています)、
永江さん> [freewnn:00014] Re: FreeWnn-1.10 RPM package にもあるように
永江さん> /var 以下に入るべきだという意見もあるようです。NetBSD の 
永江さん> pkgsrc でも最終的には /var/dict になりました。

了解しました。ちょっと真面目に考えてみます。ソースを修正する前にどんな
感じにするかを ML に流しますので叩いて下さい。> みなさま


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辞書に関しては、やりたいと思っていることがひとつあります。それは

        「簡単に辞書をインストールできる環境を作る」

ことです。

FreeWnn を手っ取り早く強化する方法は辞書の語彙の追加です。とはいうもの
の、これも真面目に考え出すと爆発します。例えば、同じ語句が2つの辞書に
存在しているような場合。辞書のアップデートをどうするかという問題(追加
はともかく、変更/削除はどうする)。辞書の内容が変更された時、頻度ファイ
ルの変更をどうやって同期させるのかという問題。

でも、悩んでいても始まらない。まずは、上記のようなことは全部「今後の課
題」ということにして、「辞書ファイルそのものの追加」だけでも簡単にでき
るようにしましょうよ。ってことです。


技術的にはなんにも難しいことはなくて、configure 時に指定した「辞書ディ
レクトリ」を表示するコマンドを新たに追加します。そして、「そのコマンド
を呼び出して、インストール先を決定する」ような Makefile のサンプルを作
ります。あとは、辞書とその Makefile をまとめて一つのパッケージにしてお
しまい。

こういうような環境を用意しておけば、FreeWnn 用の辞書パッケージを 
FreeWnn Project とは独立に配布してくれる人が現れるのではないかと思って
ます。

# まずは 1.1.1 をリリースするのが先決。1.1.2 に入れたいなあ。

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古川竜雄 (frkwtto@osk3.3web.ne.jp) / FreeWnn Project