[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[freewnn:00569] Re: cpp for pubdicplus (Re: cvs server for freewnn.org)



> 大阪教育大の青野と申します。お騒がせしてすみません。
> #やはりちゃんと試してから投稿すべきだったと後悔しています。
いえいえ,私も調べずに色々書いてますので...

> 少し考えて見たのですが、(例えば)gccならば '-x c'を$CPP (か
> $CPPFLAGS / $FZK_FLAG)に追加する処理にすると、元の阿部さん
> の '-print-prog-name=cpp' と同じ感じになってしまいます。な
> らば、個人的には後者のままの方がよいと思います。
> #'-x'オプションが'-print-prog-name'よりも多くの(古い?)gcc 
> #でサポートされているのならそちらを使う意義がありますが…。
またGCC の歴史の話になってしまいますが,古い Changelog を
見てみると,-x オプションは,gcc-1.39 ぐらいの頃(多分,g++ の
登場に対応して),Richard Stallman 氏によって追加された,
由緒正しい(?)ものです.:-)
[gcc-2.5.7/ChangeLog.3 より]
Sat Feb  9 15:06:43 1991  Richard Stallman  (rms at mole.ai.mit.edu)
...
        * gcc.c (lookup_compiler): New function.  Handles alias entries.
        (main): Call that.
        (default_compilers): Make all real suffixes into alias entries.
        (infiles): Now a vector of structures, containing specified language.
        (process_command): Handle -x to specify language.
...

まぁ,gcc -x c -E と gcc -print-prog-name=cpp のどちらが良いかと
言われたら,私としてはどちらでも良いです.

> >> で,この,辞書ファイルの生成(という理解で良いのかどうか実は
> >> 知らないのですが)に使われる cpp をどうするかに限っていうと,
> >> 対処方法としては,以下のようなものが思いつきますが,いかがでしょうか?
> >> 
> >> (1) 現状のように,configure.in で必要なプラットフォーム毎に CPP を設定する
> >>     cc -E で駄目な場合は,cpp コマンドのパスを書く.
> >>     (gcc が使える場合は,gcc -x c -E を書いてもよい)
> >> 
> >> (2) AC_PROG_CPP に代わるマクロ AC_PROG_CPP_NOT_FOR_C みたいなものを
> >>     書いて,gcc が使える場合には CPP に gcc -x c -E を設定するようにする.
> >> 
> >> (3) 生成される辞書ファイルは多分プラットフォームには依存しないだろうか
> >>     ら(本当?),make 時に生成するのではなく,ディストリビューションにあらかじ
cpp を通した後,atof を書けてますので,生成されるファイルもテキストファ
イルでした.

> >>     め生成したものを入れておく.こうすれば,これの生成担当者の人が,
> >>     自分の環境の CPP の心配だけすれば良い.
> >> 
> >> (4) そもそも cpp は C 言語向けなので,他のファイルに使うといらぬ
> >>     副作用があるやもしれないので,もっと別の方法で辞書ファイルの
> >>     生成を行なうようにする.
> 
> 個人的には(3)か(4)がよいと思います。しかしもしpubdic+の部
> 分がas-isのままで取り込まれているのならば、変に追加・変更
> するのがよいのかが少し気になります。(1)ベースのパッチを
> (誰も手を上げなければ、叩き台として)作ってみましょうか?

Xsi/PubdicPlus/PUBDICPLUS-README.jp には,
「この辞書は何をしてもかまいません」とあるので,良いのでは
ないでしょうか? 問題の fzk.* ファイルは GPL になってますし.
--
矢吹洋一@SRA Linux ソリューション部


http://www.freewnn.org/ FreeWnn Project