『よしだともこのルート訪問記書籍版』の記述に関するサポート


初刷に対する正誤表

本書の内容の正確性については、可能な限り万全を期しましたが、 どうしても避けられなかったものがあります。初刷に対して、 以下の間違いが見つかっております('99.10.4現在)。 この場を借りてお詫び申し上げます。

●5ページの注4

【誤】1980年に東京大学の教授が
【正】1980年に東京大学の舘教授が

●6ページの注5

代表的なフリーソフトウェア

【誤】なお、舘研究室のAnonymous FTPサービスの開始は…のことである。
【正】現在は大規模で便利なアーカイブサイトがたくさんあるので、研究室の
      ライブラリはほとんど更新していません。

●72ページの注28

【誤】エンジンにダメージを追う
【正】エンジンにダメージを負う

●78ページの21行目

70C2=70×69÷2=2,415種類  の最初の「70C2」の部分は、
70個の中から2個を選ぶ組み合わせの数なので、Cの前後の70と2は下付き文字
で表記すべきでした。TeXの表記だと「${}_{70}\mbox{C}_2$」となるとのこ
とです。

●133ページの注14 

【誤】starx
【正】startx

●192ページの下から2行目

【誤】X11R5(X Window SystemのVer.11のRre.5)
【正】X11R5(X Window SystemのVer.11のRelease5)

●231ページのイラストのセリフ

【誤】同士よ! いざゆかん
【正】同志よ! いざゆかん

●302ページの4行目

【誤】朝比奈アンテナ
【正】朝日奈アンテナ

●303ページの下から10行目

【誤】室蘭工科大学
【正】室蘭工業大学

●334ページ 索引

【誤】朝比奈アンテナ   302
【正】朝日奈アンテナ   302

●335ページ 索引

【誤】戸田 哲    196
【正】戸村 哲   196

●最終ページ 関係者紹介のよしだの著作の中

【誤】『Linux/FreeBSD日本語環境の環境と構築』
【正】『Linux/FreeBSD日本語環境の構築と活用』

●最終ページ 関係者紹介のよしだの著作の中

【誤】『ホップ! ステップ! Linux』
【正】『ホップ! ステップ! Linux!』



記述に関する補足説明


●31ページまめちしき

  JISコードに「いわゆる」がつくのは、ISO 2022のサブセットだからでは
ありません。「JISコード」という言い方自体が正式なものではなくて
俗称だからです。

  ※文字コード以外にもJIS規格で決められた「コード」はいっぱいあるので、
本来、単に「JISコード」というだけでは文字コードのことは指せないはずな
のに、ISO-2022-JP(あるいはそれに類するもの)を指して「JISコード」と呼ぶ
ことがあまりに多いので、正確な話をしたいときには、この俗称のことを、
俗称だとわかるよう「いわゆる」をつけるのだと私は理解しています。
(1999.9.30  新出尚之さんより)

●124ページ1行目
 「Bシェルなので残念ながら(バックグラウンド処理が)できません」

  実際には、Bシェルでバックグラウンド処理ができないということはありま
せん。「コマンド名 &」で実際できますからね。既に走っているプロセスを
バックグラウンドに回すことができない(CシェルではCTRL-Zでできる)という
だけです。
(1999.9.30  新出尚之さんより)


発行後、新しくなった情報

発行後、以下の情報が新しくなりました。この世界の移り変わりは早い…。
●KAKASIの最新バージョンについて(317ページ および 320ページ) Namazu環境を整えるためにインストールするのは、 「KAKASI-2.2.5 with 分かち書きパッチ」だと書き、付録CD-ROMには、 KAKASI関係のソースとして、kakasi-2.2.5.tar.gz、kakasi-ext.tar.gz、 kakasidict.940620.gz を収録しました。 その後、1999年9月28日に、KAKASI-2.3.0 がリリースされ、いろいろな 面で機能が強化されたのですが、一番大きな違いは、分かち書きパッ チを自分で当てなくてもよくなったことです。 詳しくは、http://kakasi.namazu.org/をご覧下さい。

追加の新規コメント

せっかく書いてもらった以下の新規コメントを、原稿に含むことができませんでした。 ここに紹介させていただきます。
●1995年10月号掲載 第9回 「3本の矢を束ね、無敵の仕事環境を作る」 ========== [寺尾洋子さんからの新規コメント] 第9回コメント ・仕事は一応専任講師になりました  半分在宅勤務、半分通勤、という感じの生活になりました。インタ ビュー当時は在宅のほうが多かったのですが、いまは週の半分は大学に 出ています。担当している講義は、入門レベルのコンピュータ操作、 pascalプログラミング、Webページの制作などです。実習がほとんどなの で、講義は体力勝負ですね。講義内容や愚痴をhttp://www.terao.org/ で公開していますので、興味のある方はどうぞ。 ・Primeその後  1999年3月までにWindows3.1を載せて現役でがんばっていました。95 年からメモリを40MBに増設、ハードディスクもさらに1GB増設、MOも接続 してシステム構成は少々変わりました。私の教えている大学の1つが1998 年まで3.1だったせいもあって、ずっと現役でした。メモリが壊れたり、 ハードディスクが調子悪くなったりと、いろいろトラブルがありまし たが、約5年も私の仕事を支えてくれた大切な同僚です。今は、休ませ ていますが、近々Linuxをインストールしてまた現役に復活してもらう予 定です。  今仕事用に使っているのは、通販で買った500ドルパソコンPROTON。メ モリを160MB、ハードディスクを1.5GBに増設して使っています。キー ボードの感触が気に入らないので、他のものを物色中。 ・LC630その後  当時とシステム構成は全然変えずに使っています。でも、Macの仕事が なくなったので、ほとんど休眠状態です。 ・PowerBook145その後  メールチェック専用マシンと化しています。いつもスリープ状態にし てあって、ちょっとメールをチェックしたいときに使っています。一 応、NotePCですが、重くて持ち歩けないので、モバイル用にはLibretto を去年から使っています。 ・UNIXは大学で  BOWもFreeBSDも自宅では使わなくなりました。大学でメールチェック するときとWebを更新するときにちょっと使うくらいです。休眠中の PrimeへLinuxをインストールして遊ぼうと考えているが、なかなか時間 がなくてできていない…。 ・進化したWinkknit  フリーウェアだったWinKnitは、シェアウェアになって、バージョンは 5.1と進化しています。編み図にJIS編目記号を入れられるようになり、 BMP形式のイメージを貼り込むこともできるようになりました。編物好き は一見の価値ありです。http://www.sado.co.jp/marugo/system/knit/ (1999.8.1、寺尾洋子) ========== ●1997年9月号掲載 第32回 「VRとサーバー業務、二足のわらじを履くSGIマシン」 ========== [柳田 康幸さんから新規コメント] 最近の私はルート業の大部分を優秀な学生に任せ、全体の調整を行うよ うになっています。最近は SPAM メールや port scan など、ネットワ ーク社会がますます騒々しくなっていますが、これもネットワークがも はや一部の人の物でなくなるまで普及した結果だと言えるのでしょう。 (1999.8.3、柳田 康幸) ==========

Last Update: 2000.1.12 by Tomoko Yoshida
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